平成18年 6月 5日


「環境月間 特別講演会が開催されました」



  先日、開催されました環境月間特別講演会の概要をお知らせします。当日は
お忙しい中、大勢の方に参加していただき誠にありがとうございました。

 

環境月間 特別講演会 講演要旨

講師:山本良一先生(東京大学 生産技術研究所 教授)

 

〇結論を先に言えば、

·  空前絶後の政策転換が必要。小さな事を積み重ねても問題解決にはならない位、地球環境は危機的な状況にある。

·  国では総理大臣、企業では社長のリーダーシップが必要

 

〇厳しい状況認識が必要。その上で、個別に国として、企業として、生き残りを図るための施   策の検討が必要

 

〇状況認識はグローバルな認識でなければならない

·  農業革命、産業革命によって、特に20世紀後半から急速に温暖化が進んだ。

·  様々な地球大異変が起きている

(グリーンランドの氷床の融解、北大西洋海流の減速など)

·  気温2℃上昇で、破局が訪れるといわれているが、早ければ2026年、遅くても2060年に到達

·  さらに最近のシュミレーションによれば、2016年に1.5℃上昇するという予測も出ている

→10年のタイムラグを考慮して、今年が「後戻りできないとき」(point of no return)になる

·  地球温暖化防止は戦いである

·  しかし、現在の技術で気候変動問題を解決することができる。

 

〇何をしなければならないか?=ビジネスモデルの変革 → 持続可能経済へ

·  工業経済からサービス経済へ

(=商品提供から機能提供へ)

·  環境効率の向上

(省資源・省エネルギー、ゼロエミッション化、3Rの推進など)

·  エコデザイン

(設計・生産・使用・リサイクル・廃棄などライフサイクル全体で環境効率を高める)

 

〇最後に、CSRの2つの意味

·  消費者(Consumer)の社会的責任

(消費者として、グリーン購入やグリーン投資などによって権利の行使/義務の履行)

·  企業(Corporate)の社会的責任

(企業経営において持続可能性に対する責任を果たす)

 

熊谷組として、世界最高水準のグリーンなビルに挑戦をするなどに取り組んでほしい

自然の脅威を見くびってはいけない

しかし、必ず解決できると信じている


山本先生と大田社長(左が山本先生)


津久戸小学校の先生も講演会に参加しました。


山本先生が熱く語っているところ


大勢の参加者が山本先生の講演に聞き入りました。


最後に大田社長が山本先生に講演の感想とお礼を述べました。

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