「曳屋工事」が行われました!!
武蔵ヶ辻第四地区第一種市街地再開発事業施設建築物建設工事で
「曳屋工事」が行われました!
当該事業は金沢駅東口から金沢市中心部の香林坊・片町との中間に位置し、「金沢の台所」として286年に亘り親しまれた近江町市場の再整備事業です。
本整備事業での目玉のひとつとなる曳家工事が、平成19年10月8日から12日にかけて行われました。この工事は区域内にある北國銀行武蔵ヶ辻支店を、本整備事業で現状にて保存するために、「曳家工法」を用いて移築後、免震化するものです。この建物は昭和7年に建築家 村野藤吾氏の設計で建造された鉄筋コンクリート造3階建て、トッペアーチと正面ファサードの構成、レンガ風タぺストリータイルの外観が特徴の建物で、金沢城下街のシンボル的な存在として多くの市民に親しまれてきた歴史的価値の高い建造物です。
曳家工法は建物を基礎ごと持ち上げ、「ころ」を使って移動するもので、今回は1日に約6メートルから7メートル移動し、5日間で約20メートルを移動しました。建物の総重量は約2,200トンあり、歴史的に価値の高い建物だけに、社員たちは慎重に作業を行いました。また、市内の建築系学科の学生が見学したり、通る人たちも足を止めて見守るなど、金沢市中心商店街武蔵ヶ辻交差点での拡幅整備に併せ、施設建築物と一体となる再整備に周囲の関心の高さが伺えました。

作業開始

少しずつ移動する建物

約20メートル移動完了!
本整備事業が完成するのは平成21年(予定)。新しい建物と今回移動した歴史的建造物の融合する新しい近江町市場の完成に多くの期待が寄せられています。
工事概要
工事名:武蔵ヶ辻第四地区第一種市街地再開発事業施設建築物建設工事
工事場所:石川県金沢市青草町、下堤町地内
発注者:武蔵ヶ辻第四地区市街地再開発組合
設計者:株式会社 アール・アイ・エー
施工業者:株式会社 熊谷組
工 期:平成19年2月8日~平成21年3月25日
概 要:用途:市場施設・商業施設・公益施設・事務所・駐車場
構造規模:RC造一部S造、地上5階/地下1階
延床面積:17,317㎡
(うち歴史的建造物[曳家] 地上3階,延床面積1,288㎡)


