安全・品質・環境活動

品質保証・環境保全活動

企画・設計時の環境配慮

-CASBEE評価の推進

企画・設計段階における環境配慮は、ライフサイクル全般にわたっての環境負荷低減に直結します。

2007年度より、環境配慮設計への評価と取り組みをより明確にするため、すべての設計物件にCASBEE評価を導入しました。

すべての設計物件にCASBEE評価を導入

熊谷組設計部門は、2005年から導入したCASBEE評価(建築物総合環境性能評価システム)について、2006年度の実績*を踏まえ、2007年度からは、すべての設計物件にCASBEE評価を導入しました。第三者的な評価軸を持ったCASBEE評価を全面的に行うことで、環境配慮設計に対する評価と取り組みをより明確にすることを目的としています。

また、CASBEE評価認証制度による評価員の数も業界トップクラスまで伸ばしており、環境負荷の低減という社会的な命題に、今後も組織的に取り組んでいきます。

*2011年度の実績 評価件数38件、うちAランク 20件、B+ 18件

 

CASBEEとは

「サステイナブルな建築」を促進するため、国土交通省主導のもと産・官・学共同で研究、開発した建築物の総合環境性能評価システム(Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency)。
環境効率という概念を、建築物の環境性能効率へ発展させたもので、建築物の環境品質・性能(Q)と建築物の環境負荷(L)の比(BEE=Q /L)で表し、「S (素晴らしい)」「A (大変良い)」「B+ (良い)」「B- (やや劣る)」「C (劣る)」の5ランクで評価します。

(仮称)白山5丁目計画のCASBEE評価

 白山5丁目計画のCASBEE評価

事例

 (仮称)白山5丁目計画

 

白山5丁目計画

 

本計画地は、都営三田線白山駅から徒歩2分ながら閑静な住宅街に位置し、神社・寺院が隣接する落ち着いた環境となっています。設計するにあたっては、「良好な周辺環境をどう保全し、更新していくか」、「住戸環境性能(耐久性・維持管理性・省エネルギー性)への配慮」の2つを大きなテーマとしました。
周辺環境への配慮としましては周辺に与える圧迫感・日影を考慮し、隣地に最も近接している北東側部分を4階建とし、ボリューム感を抑えた配棟構成としています。
 また、寺社のもつ風格に相応しい雰囲気を持たせる為に、落ち着いた色彩の質感ある材料を選定し、装飾に頼らないシンプルな外観デザインとしています。
 建物の外周部分については可能な限り緑化に努め、特に長いアプローチ側には高木を植栽することで、緑豊かな環境形成に寄与しています。また、一部屋上部分にはプランターによる緑化を行い、周囲からの見えがかりにも配慮しています。
 住戸環境性能への配慮に関しましては、建物本体の高耐久性能を維持すべく住宅性能評価劣化等級3、維持管理対策等級(専用配管)3とし、建物の長寿命化・維持管理への配慮を図り、日本住宅性能基準の省エネルギー対策等級4を取得しています。
 更に、各住戸には2枚のガラス間に空気層を設けた「複層ガラス」を採用し、冷暖房効率の向上・ガラス面結露の抑制を図ると同時に、潜熱回収型ガス給湯器(エコジョーズ)を採用し、建物の環境負荷低減に大きく寄与しています。住戸内の一部照明器具には、一般的な電灯に比べ長寿命である、LED照明を用いています。
 これら2つの取り組みにより、歴史ある街並みにひとつの新しい「顔」が生まれることを期待しています。

 

 

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